名刺に使用するフォント(書体)ひとつで、相手に与えるイメージを左右します。
受け取る方は名刺デザインだけでなく、文字からも相手の職種や仕事内容をイメージすることがあります。
よって、相手に印象を残す名刺を制作する場合、デザインとともに使用フォントも気にしておいたほうがよいでしょう。
まず、名刺でよく使われる書体や太さが相手に与える印象について、ご紹介していきます。
それぞれのフォントの印象
明朝体
明朝体は、洗練されたイメージと上品さや知的な印象を与える書体です。
太くしてみると、明朝体の持つ力強さを表現することができ、相手には「堅い」「伝統」といった印象を与えることができます。
逆に細くしてみると、洗練されたモダンな表現をすることができ、柔らかく中性的な印象を与えることができます。
太明朝体:弁護士や会計士、診断士といった士業、ファイナンシャルプランナーなど
細明朝体:通訳、プログラマー、セラピストなど
ゴシック体
ゴシック体は親しみやすいフォントで、元気さを表現できるインパクトのあるフォントです。
太くしてみると、元気で頼れるイメージを表現することができ、相手には「活力」「信頼」などの印象を与えることができます。視認性に優れているフォントで、少ない文字数でも印象的に見せることができます。
逆に細くしてみると、シャープさが出て、知的で女性的な印象を表現することができます。
太ゴシック体:スポーツ関係者、スポーツインストラクター、調理師など
細ゴシック体:理・美容師、クリエーター、イラストレーターなど
楷書体
楷書体は和のテイストを持ったフォントで、日本語のデザイン性を高め明朝体よりも「伝統」を強く表現することができます。また、楷書体のほか、行書体や草書体といったフォントもあります。
行書体:楷書体に比べ、続け書きのようなフォント
草書体:楷書体や行書体とは違い、手書きのようなフォント
それぞれ、イメージに合わせたフォント選びをされると良いでしょう。
公的企業や公的団体、老舗企業など
ポップ体
ポップ体はカジュアルな印象を与えるデザインフォントで、明朝体やゴシック体、楷書体は全く印象が違います。
特に決まった形というものは無く、装飾要素が強いことが特徴になります。
主に、店頭のPOPやチラシなどに使われることが多いフォントです。
飲食店や整骨院などの接客業やプライベートなど
フォントの次は太さに注目
フォントを選ばれた後は、そのフォントの太さに気を付けましょう。
フォントの太さで印象が大きく変わってきます。
太くすれば男性的で力強さを感じさせる印象を与え、逆に細くすれば女性的で繊細さを感じさせる印象になります。
ご自身の業種や相手に与えたい印象をイメージしフォントと太さを選ぶことで、相手に良い印象を与えることができるでしょう。
フォントと太さ選びを侮ってはいけない
名刺とは、会社やその人の顔であり、営業活動や認知していただくための最初の入り口であり、その際の最強のツールです。
企業や人にマッチした良いデザイン、フォントを選ばれた名刺であれば、自分の想いを相手に伝えることができます。
しかし、ミスマッチのデザインやフォントの名刺は逆効果になってしまうこともあります。
これらの情報をベースに、ご自身で好みの名刺を作ってみてください。
フォントを考慮して名刺のデザインを考えましょう。
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